東芝のエアコンと、洗うときに気をつけること|沖縄のエアコン図鑑⑦
2026.08.24 0
東芝のエアコンをクリーニングの視点から解説(住まい119・沖縄)

こんにちは。住まい119の富村です。第7回は東芝です。

東芝のエアコンには「大清快」というシリーズがあります。水で汚れを流すという考え方が特徴的なので、そこを中心に書きます。

結露水を、汚れを流す道具として使う

冷房を使うと熱交換器に結露水ができます。ふつうは受け皿からドレンホースで外へ捨てるだけの水です。

この水を、汚れを流すために積極的に使おうという設計思想があります。フィンの表面を水がなじんで流れるようにしておくと、乗ったホコリを一緒に持っていってくれる。

実際、フィンの目詰まりは少ない機種が多い印象です。理屈が素直で、私は好きな考え方です。

結露水がフィンを伝ってホコリを流していく仕組みの図

ドレンの詰まりが、水漏れになる

水をよく使う設計だからこそ、出口が詰まると影響が出ます

受け皿から外へ伸びるドレンホースにホコリやカビが溜まると、水が流れなくなって本体から水がしたたる。「エアコンから水が垂れる」という相談の多くは、故障ではなくこれです。

沖縄は虫も多いので、ホースの先から入り込んで詰まることもあります。ホームセンターで売っている先端キャップを付けておくと、だいぶ防げます。

クリーニングのときは、ドレンの通りも一緒に確認しています。

ドレンホースが詰まって水が本体から漏れる仕組みの図

洗うときに気をつけていること

フィンのコーティングは、強い洗剤や硬いブラシで傷めてしまうと元に戻りません。せっかくの設計を殺すことになります。

だから当たりの弱い洗剤を選んで、水圧で流す時間を長めに取る。手間はかかりますが、そのほうが機械が長持ちします。

市販の洗浄スプレーをおすすめしない理由も、ここです。洗剤を流し切れないので、残った成分がホコリを呼びます。かえって汚れやすくなることがあります。

そして、電装部にかかると故障の原因になります。

市販スプレーは洗剤を流し切れず残ってしまうことを示す図

水まわりは、外側も見てください

室内機の下や壁にうっすらシミがあれば、以前に水が垂れた跡かもしれません。見つけたら教えてください。

坂の多い中城村北中城村のお宅では、ドレンの勾配が取りづらい設置もあります。そういう場合は状態を見てご相談します。

次回は富士通ゼネラルです。

ご相談はお問い合わせフォームから。住まい119はご予約制です。ご希望日をお伺いしたあと、担当より折り返しご連絡し、ご相談のうえで日時を確定します。料金は料金表、当日の流れは作業の流れをご覧ください。

分解したエアコンの熱交換器と送風ファンを高圧洗浄している作業の様子

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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)

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