
こんにちは。住まい119の富村です。第7回は東芝です。
東芝のエアコンには「大清快」というシリーズがあります。水で汚れを流すという考え方が特徴的なので、そこを中心に書きます。
結露水を、汚れを流す道具として使う
冷房を使うと熱交換器に結露水ができます。ふつうは受け皿からドレンホースで外へ捨てるだけの水です。
この水を、汚れを流すために積極的に使おうという設計思想があります。フィンの表面を水がなじんで流れるようにしておくと、乗ったホコリを一緒に持っていってくれる。
実際、フィンの目詰まりは少ない機種が多い印象です。理屈が素直で、私は好きな考え方です。

ドレンの詰まりが、水漏れになる
水をよく使う設計だからこそ、出口が詰まると影響が出ます。
受け皿から外へ伸びるドレンホースにホコリやカビが溜まると、水が流れなくなって本体から水がしたたる。「エアコンから水が垂れる」という相談の多くは、故障ではなくこれです。
沖縄は虫も多いので、ホースの先から入り込んで詰まることもあります。ホームセンターで売っている先端キャップを付けておくと、だいぶ防げます。
クリーニングのときは、ドレンの通りも一緒に確認しています。

洗うときに気をつけていること
フィンのコーティングは、強い洗剤や硬いブラシで傷めてしまうと元に戻りません。せっかくの設計を殺すことになります。
だから当たりの弱い洗剤を選んで、水圧で流す時間を長めに取る。手間はかかりますが、そのほうが機械が長持ちします。
市販の洗浄スプレーをおすすめしない理由も、ここです。洗剤を流し切れないので、残った成分がホコリを呼びます。かえって汚れやすくなることがあります。
そして、電装部にかかると故障の原因になります。

水まわりは、外側も見てください
室内機の下や壁にうっすらシミがあれば、以前に水が垂れた跡かもしれません。見つけたら教えてください。
坂の多い中城村や北中城村のお宅では、ドレンの勾配が取りづらい設置もあります。そういう場合は状態を見てご相談します。
次回は富士通ゼネラルです。
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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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