
こんにちは。住まい119の富村です。第5回は日立の白くまくんです。
このメーカーには凍結洗浄という、ほかとはっきり違う仕組みがあります。名前だけ聞くとすごそうですが、何をしているのかを説明します。
熱交換器をわざと凍らせて、融かす
やっていることは、名前のとおりです。熱交換器をわざと凍らせて霜を付け、そのあと一気に融かす。融けた大量の水で、フィンに付いたホコリを洗い流す、という仕組みです。
理屈としてはよくできています。ふだん流れる結露水よりも、はるかに多い水が一度に流れるので、フィンの表面はきれいに保たれやすい。
実際に開けてみても、凍結洗浄のある機種はフィンの目詰まりが少ない印象です。

それでも、送風ファンは別
ここが今日いちばん伝えたいところです。
凍結洗浄で流れるのは、凍る場所=熱交換器です。送風ファンは凍りません。だから、ファンに付いた汚れはそのまま残ります。
「凍結洗浄が付いているから大丈夫」と思っていたお宅で、ファンを外したら真っ黒だった、というのは何度もありました。フィンがきれいなだけに、落差が大きい。
メーカーの機能が悪いという話ではありません。守備範囲が違うだけです。

沖縄では、機能に頼りきれない
凍結洗浄は運転していないと働きません。エアコンを止めている時間には何も起きません。
沖縄は年中冷房を回すので、稼働時間が長いぶん機能もよく働きます。その一方で、内部が乾く期間がないのでカビの育つ条件も揃い続ける。
やんばる方面の国頭村や本部町のように緑が濃くて湿度が高い地域だと、なおさらです。
結局のところ、機能があってもなくても、1年に1回は中を見たほうがいい。これはどのメーカーでも変わりません。

まとめると
凍結洗浄は、フィンをきれいに保つのに役立つ良い仕組みです。ただし送風ファンには届かない。ここだけ押さえておいてください。
「フィンはきれいなのに臭う」と感じたら、それはファン側のサインです。よくある質問にも似た内容をまとめています。
次回はシャープです。
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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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