
こんにちは。住まい119の富村です。
先日のエアコンクリーニングの写真がたまってきたので、実際の作業をそのまま載せていきます。今回は11年目の日立。木の壁の和室に付いていた1台です。
先に言っておくと、この記事の写真はどれも加工していません。汚れているところは汚れているまま出します。
外から見て「きれい」は、あてになりません
1枚目の写真がクリーニング前です。カバーは白いままで、ぱっと見でひどく汚れているようには見えません。お客様も「そんなに汚れていないと思うけど」とおっしゃっていました。
ただ、エアコンは外からは中が見えない構造です。前面パネルを開けてみます。


フィルターの目にホコリが入り込んでいて、上の吸い込み口には綿ボコリが乗っています。ここはご家庭でも掃除できる場所です。実際、フィルター自体は掃除機をかけた跡がありました。
問題はこの奥です。
型式と製造年は、必ず控えます

本体の右下に貼ってあるラベルです。RAS-AJ25EG、2015年製、冷房2.5kW。8畳用の標準的なモデルですね。
この確認を飛ばす業者がいますが、私は必ず見ます。理由は3つあります。
・機種によって部品の外し方がまるで違う(同じメーカーでも年式で変わります)
・お掃除機能の有無で作業時間も料金も変わる
・古い機種は樹脂が硬くなっていて、力任せに外すと割れる
11年目ということは、部品はそれなりに劣化しています。ここを知らずに触ると壊します。
養生してから、ここまで分解します
床と壁をブルーシートで覆い、本体の下に洗浄用のカバーを取り付けます。ここを丁寧にやらないと、部屋が水浸しになります。
そして外装を外すと、こうなっています。

黒い粒に見えるのがカビです。送風ファン(シロッコファン)という、風を送り出す筒状の部品の表面です。
エアコンは冷房を使うと内部が結露します。沖縄は湿度が高く、しかも冷房を使う期間が長い。内部が乾ききる時期がないので、本土よりカビの進みが早くなります。
ここまで外した状態がこちらです。

黒く見えている部分が熱交換器(アルミフィン)、その下に送風ファンが横たわっています。この2つが、エアコンの汚れの本体です。市販のスプレーはここまで届きませんし、届いたとしても洗い流せません。
出てきた水を見てください
ここに専用の洗剤を入れて、高圧洗浄機で流します。壁に付けたまま、内部だけを洗う作業です。

バケツに溜まった水です。コーヒーのような色になっています。これが11年ぶんの、カビとホコリと油分です。
流れている最中を撮った動画もあります。音は入れていません。
この水が、これまで部屋の空気と一緒に出ていたものだと考えると、少しぞっとします。エアコンの風がカビ臭いのは、こういう理由です。
戻して、動かして、確認して終わり
外した部品は屋外で1枚ずつ洗います。フィルターも同じです。


組み立て直して、送風で30分ほど回して内部を乾かします。濡れたまま閉じると、かえってカビの原因になるからです。最後に水漏れがないか、異音がないかを確認して終わります。
この1台で、だいたい2時間から3時間。ご在宅のまま作業できます。
次回に続きます
同じ日に伺った別の機種の写真もあるので、続けて載せていきます。次は東芝の1台、熱交換器(アルミフィン)の話です。
住まい119は沖縄本島全域に伺っています。エアコンクリーニングは壁掛けタイプ8,800円から、2台目以降は2,000円引きです。お掃除機能付きは構造が複雑なぶん料金が変わりますので、料金表をご覧ください。
お電話は098-959-6119。ネットからは希望日のご相談から、ご希望の日にちをお知らせください。お伺いした希望日はこの時点では確定ではありません。担当より折り返しご連絡し、ご相談のうえ日時を決めさせていただきます。
コメント (0)