
こんにちは。住まい119の富村です。前回の続きで、同じお宅の東芝の1台です。
今回は熱交換器(アルミフィン)だけに絞って書きます。エアコンの中でいちばん説明しにくく、いちばん効きに関わる場所です。
アルミフィンは、どこにあるのか
前面パネルを開けると、まずフィルターがあります。

このフィルターを外すと、その奥に薄い金属の板が何百枚も並んだ部品が出てきます。それが熱交換器です。


ここに冷たい冷媒が通っていて、部屋の空気がこの隙間を通り抜けるときに熱を奪われます。エアコンが冷える仕組みそのものです。
近づいて撮ったものがこちらです。

板と板の隙間は1ミリあるかないかです。ここにホコリが挟まると、掃除機のノズルも歯ブラシも入りません。市販のスプレーで「洗った」つもりになっても、汚れは奥に押し込まれるだけで出てきません。
なぜ茶色くなるのか
別の機種ですが、汚れが進むとこうなります。


本来は銀色のアルミです。それが茶色くなっているのは、ホコリと油分とカビが層になって固まっているから。台所に近いお部屋だと、調理の油を吸っているぶんさらに落ちにくくなります。
この状態で何が起きるかというと、
・空気の通り道が塞がるので、風量が落ちる
・熱を交換できる面積が減るので、設定温度まで下がらない
・冷えないから長く強く運転する。つまり電気代が上がる
・湿ったホコリの層はカビの温床になる。だから臭う
「去年より効きが悪い」は、故障ではなくこれが原因のことが多いです。
洗った後
専用の洗剤を含ませてから高圧洗浄機で流します。フィンは薄いアルミなので、圧を上げすぎると簡単に曲がります。曲がると風が通らなくなり、洗う前より効きが悪くなる。ここは加減が要ります。

洗い終わった状態です。1枚1枚の板の間が向こうまで抜けているのが見えると思います。これが本来の姿です。
ちなみに、フィンが青く見えるのは汚れではありません。多くのメーカーが表面に親水コーティングをしていて、その色です。洗っても落ちませんし、落としてはいけません。
ご家庭でできること
正直に書きます。熱交換器はご家庭では洗えません。道具の問題ではなく、水を受ける養生と、電装部を濡らさない知識が要るからです。無理に水をかけると基板が濡れて、修理のほうが高くつきます。
ご家庭でやっていただきたいのはフィルターまで。2週間に1回、掃除機をかけるか水洗いして、しっかり乾かしてから戻す。それだけで熱交換器に届くホコリはかなり減ります。
住まい119は沖縄本島全域に伺っています。エアコンクリーニングは壁掛けタイプ8,800円から、2台目以降は2,000円引き。お掃除機能付きは料金が変わりますので料金表をご確認ください。
お電話は098-959-6119。ネットからは希望日のご相談でご希望の日にちをお知らせいただけます。いただいた希望日はこの時点では確定ではありません。担当より折り返しご連絡し、ご相談のうえ日時を決めさせていただきます。
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