
こんにちは。住まい119の富村です。第4回は三菱電機の霧ヶ峰です。
名前を知らない人がいないくらい長く続いているシリーズで、沖縄のお宅でもよく見ます。
ムーブアイは「部屋を見ている」センサー
霧ヶ峰といえばムーブアイです。赤外線で部屋の温度分布を見て、人がいる場所や床の温度に合わせて風を送る、という考え方の仕組みです。
掃除の面で関係してくるのは、センサーの小窓にホコリが積もると、見え方が鈍るということ。
ここは分解しなくても、やわらかい布で軽く拭くだけで済みます。強くこすったり、洗剤を付けたりはしないでください。樹脂が曇ると元に戻せません。

フィンのコーティングは、あくまで補助
熱交換器のフィンに、水をはじく/なじませるといった加工がされている機種があります。狙いは、結露した水と一緒に汚れを流すことです。
考え方としては理にかなっています。実際、加工のある機種は表面のフィンがきれいなことが多い。
ただ、フィンの表面と、その奥の送風ファンは別です。ファンは結露水が流れる場所ではないので、加工の恩恵がほとんど届きません。
「フィンはきれいなのに、風だけ臭う」という機種は、たいていファン側が原因です。

つくりが素直で、洗いやすい機種が多い
これは完全に現場の実感なので、そのつもりで読んでください。
霧ヶ峰は、標準タイプなら分解の手順が素直な機種が多いと感じています。カバーとルーバーを外すと、洗いたい場所にわりとまっすぐ辿り着ける。
その代わり、お掃除機能の付いた上位機種は、ほかのメーカーと同じくらいの工程になります。ここは「メーカーの差」というより「お掃除機能の有無の差」です。
年式が古いものは、ツメが硬くなっていて割れやすくなります。無理はせず、状態を見て判断しています。

長く使う前提の話
霧ヶ峰に限らず、エアコンは10年前後で部品の供給が終わっていきます。
洗って気持ちよく使えるなら洗う。でも、そもそもガスが抜けている、基板が弱っている、という場合は、洗ってもお金がもったいない。そういうときは正直にお伝えします。
名護市など北部のお宅は日程に余裕をいただいていますが、まとめてのご相談なら調整しやすいです。
次回は日立、白くまくんの「凍結洗浄」を取り上げます。
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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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