
こんにちは。住まい119の富村です。第10回は、価格の安いモデルや海外メーカーの話です。
「安いエアコンは洗えないんですか?」と聞かれることがあります。答えは「洗えます。ただし機種によります」。正直に説明します。
基本の構造は、どこも同じ
価格が違っても、冷やす仕組みそのものは同じです。熱交換器があって、送風ファンがあって、フィルターがある。
だから洗う場所も洗い方も基本は変わりません。「安いから洗えない」ということはありません。
むしろ、余計な機構が付いていないぶん分解が素直で、作業としてはやりやすいことが多いです。

気をつけているのは、樹脂の強さ
差が出るとすれば、部品の材質です。カバーやルーバーの樹脂が薄い機種は、外すときにツメが割れやすい。
とくに沖縄では、紫外線と塩気と湿気で樹脂の劣化が進みます。年式が古い+樹脂が薄いの組み合わせがいちばん慎重になります。
作業前に状態を見て、割れそうだと感じたら先にお伝えします。「割れるかもしれませんが、それでも洗いますか」と聞いてから進めます。黙って進めて後から言うのは、いちばんやってはいけないことだと思っています。

断ることもあります
正直に書いておきます。お受けできない機種もあります。
過去に別の業者が分解して部品が足りない、水がかかって基板が腐食している、そもそも本体が固定されておらずグラついている。こういう場合は、洗うより先に別の対応が必要です。
無理に洗って壊してしまえば、お客さまも私たちも損をします。だから見て判断して、できないときは理由を添えてお断りします。
そのぶん、お受けした機種は責任をもって仕上げます。

結局、何を基準に選ぶか
長く使うなら、部品の供給が続くメーカーのほうが安心です。ただ、数年で買い替える前提なら価格重視も十分ありだと思います。
どちらにしても、使っている間は中が汚れます。そこは価格に関係ありません。
次回は業務用、天井に埋め込まれたタイプの話です。
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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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